アルメニアのインフラ

Infrastructure インフラ

かつてシルクロードの通り道であったアルメニアは、歴史的にもアジアとヨーロッパの交差点のような場所に位置しています。大陸を結ぶ商業的な拠点としての重要性を取り戻すため、現在数多くのインフラ整備に取り組んでいます。

Roads 道路

2011年、アルメニアの道路網は7749kmにまで拡大しました。新南北高速道路(North-South highway)の建設で、湾岸諸国とヨーロッパ間の物資輸送をより安全かつ迅速に進めることが出来るようになります。この新しい高速道路は長さおよそ556km、完成した際にはアルメニアの南の国境からグルジアの国境まで、また黒海の港まで通じる便利な交通網となります。

Railroads 鉄道

鉄道網は現在約707.4kmにまで広がり、69の駅と共に運行しています。この最新の鉄道ネットワークは、30年間の利権契約の下、ロシア鉄道会社RZDの完全子会社である南コーカサス鉄道(South Caucasus Railway)によって運営されています。鉄道網は黒海への入り口であるバトゥーミやポチに通じています。現在はイランへの新しい鉄道網建設を計画中です。

Sub way 地下鉄

エレバンの地下鉄は単線一つと分岐点一つで構成されています。地下鉄網は12kmで、10の駅から成ります。電車は朝6:30から夜11時まで5分おきに運行しており、一日で約6万人が地下鉄を使用します。南北にかけては地下駅となっており、東西に行く場合は地上駅を通り、郊外の工業地帯まで行くことが出来ます。現在、ズヴァルトノツ国際空港まで地下鉄線を延長する計画が進行中です。

Telephone Service 電話サービス

アルメニアの電話制度は固定電話と携帯電話の両方で整備されており、国番号374で始まる固定電話は60万人以上と契約を結んでいます。携帯電話はBeeline、VivaCell-MTS、Orangeという3つの企業が要となり、国際基準を満たす高速接続を供給しています。携帯電話の契約数は2011年に380万件に上りました。

Internet インターネット

安定性の高いインターネットは国の全地域で使用可能です。インターネットの契約者数は2011年に38万となり、DSLや光ファイバー、WiMAXなどを通して使うことが出来ます。携帯電話会社も質の高いインターネット接続を3Gおよび4G経由で提供しており、こちらもまた全地域で使用することが可能です。アルメニアの光ファイバーケーブルはイランとグルジアに繋がっています。また、現在アルメニアは、北に5つと南に2つの計7つの国際的なポータルサイトを取り入れており、これによって信頼性の高い接続を可能にしています。アルメニアのインターネットコードは.amになります。

アルメニアの交通とコミュニケーションに関する情報をもっと知りたい場合は、www.mtc.amへどうぞ。

Media メディア

アルメニアには2つの公共テレビ局と36の地方・全国・民間テレビ局が存在します。また、公共ラジオ・アルメニアは国立で運営されており、20の民間ラジオ放送局と共に放送しています。いくつかの主要な国際放送はアルメニアでも視聴可能です。

公共テレビ・ラジオに関してはwww.tvradio.am.をご覧下さい。

Energy Infrastructure エネルギーインフラ

アルメニアでは、ガス・電力・水は十分に供給されています。ガス供給の契約者数は62万以上に上ります。国内には、原子力発電所が1つ、火力発電所が2つ、そして100以上の水力発電所が稼動しているため、エネルギーの価格は低いながらも安定しています。

Water Supply and Sanitation 水の供給と公衆衛生

水供給と公衆衛生制度は目覚しく向上しました。国際援助機関との共同融資で実行された多くのプロジェクトにより、安全、長持ち、高品質な水が都市部と地方へ届けられるようになりました。

Airports 空港

エレバンにあるズヴァルトノツ国際空港と、ギュムリにあるシラック国際空港が主なアルメニアの空港であり、両空港ともにアルメニア国際空港 CJSC (AIA)によって運営されています。

中でもズヴァルトノツ国際空港はアルメニアの玄関口と言って良いでしょう。ズヴァルトノツはエレバンの中心地から12kmのところに位置しています。両空港は2002年以降、大規模な近代化整備がなされてきました。5.2万平方メートル以上の敷地を持つズヴァルトノツは、最先端の旅客ターミナルを立ち上げ、新しい安全情報及びチェックインシステムを導入し、地下には車両800台以上を収容可能です。ズヴァルトノツ国際空港は南コーカサス地方で最良の空港とされ、AIAはこの地域の中心とするよう計画しています。総旅客数は2011年時点で150万人で、現在は34の国際航空社がエレバンとパリやロンドン、フランクフルト、ウイーン、ドバイ、ミュンヘン、アムステルダム、ベイルート、モスクワ、プラハなど60以上の大都市を行き来しています。
ギュムリのシラック国際空港は年間4万6千人にサービスを提供しており、モスクワやソチ、ロストフなどロシアへの定期便が中心です。こちらも近年改装し、ナビゲーションシステムと滑走路などが最新のものへと整備されました。