金融サービス Financial Services

アルメニアの銀行部門は、アルメニア国内の金融システム総資産の92%を占めています。2012年にはアルメニアの銀行市場は22の商業銀行が計442の支店を展開しています。銀行の集団自己資金は3660億AMD(8.97米ドル)で、総資産は2.2兆AMD(54億米ドル)、総負債は1.8兆AMD(44億米ドル)となっています。

アルメニアの証券市場は、2つの自己規制機関(SRO)によって構成されています。1つはアルメニア証券取引場NASDAQ OMX Armeniaで、外貨と証券取引を扱います。2つ目は中央預託(Central Depository)で、NASDAQ OMXグループに属しています。2012年、NASDAQ OMX Armeniaは開示発行者を14人発表しました。

他の金融機関としては、支店を計78展開する非銀行金融機関が32、保険会社が9つ、保険証券会社が4つ、外貨両替所が236、通貨の送金を扱う会社が7つ、その処理・支払い・決済を担当する組織が6つ、投資会社が8つあります。

外貨の取り扱いに関しては、「通貨規制および通貨管理法」という法律によって規制されています。この法律では、外資企業支店の従業員を含め、アルメニア住人に対して支払われる給料は必ずアルメニアの通貨で支払わなければならないと規定しています。(ただし国際機関によって支払われる場合はこの限りではない) アルメニア通貨と外貨の間には変換の規制がなく、また外貨口座もアルメニアの銀行で保持することが出来ます。
詳しい外貨両替に関する情報は、http://www.rate.amをご覧下さい。

商業銀行はアルメニア中央銀行(CBA、www.cba.am)の管轄の下運営されています。2006年以降、アルメニア中央銀行はアルメニアの金融市場の監督と調整を担っていました。アルメニア中央銀行は物価を安定させることを目的としており、また2006年以降は運用目標として国内金利に影響をもたらすインフレ戦略を実行し、インフレの予測レベルは中間目標であると発表しました。さらに、アルメニア中央銀行は金融市場傾向の監視、リスクの評価、金融システムにおける発展の影響などを図っています。